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りょうくみ 徒然草
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エジプトの思い出 後編
アッサラーム アレイコム

 エジプト女ふたり旅。文化の違いに最初はとまどってばかりだったけれど、3日もすれば買い物もだいたいの相場がわかってくる。積極的に行動もできるようになる。
後編の今回は、小さな出来事をちまちまと書いてみます。


裏通りのお店(100ピアストル=1ポンド=約20円)

 観光客の多い表通りのお店で売っているものに値札はついていない。すべて交渉。とにかく値引き交渉しなくちゃいけない。ま、どの商品もだいたい2ポンド~10ポンドではありますが。
 しかし、空港からカイロ市内までのタクシー代が、30分くらいで5ポンドほどだから、それを基準とした場合、ボッたくってるのが見え見えな商品ばかり。いくら日本円にしたら無茶苦茶安いからって、言い値でそのまま買うのは許せない。
 ところで、そんなに値引き交渉ばっかりしなければ買い物ができないのならば、カイロ市民のみなさんはさぞ毎日買い物に労力を使っているんじゃないかと思い行ってみました裏通り。
 とりあえず行ったのは、食料品を売っている青空市場だったんですけどね、なんと、全商品にちゃんと値札がついていました。
 ところが、値札に書かれている数字は50とか60とかの、かなりデカイ数字。「えー! 庶民市場の方が高いのーっ?」って思っていたら、実は単位はピアストル。ポンドの下の単位でした。さらによくよく見渡してみると、1ポンドを超える値札はまったくなし。やっぱり大通りは観光客値段なのね。

ボールペンの思い出

 エジプトに行くときはボールペンを大量に持っていったらいいですよ。何でかはまったく不明なんですが、エジプト人はおしなべてボールペンに反応するんです。もちろんまったく使えなくなった空のボールペンでいいですからね。
 市場で値下げ交渉をするときに一番効果を発揮します。
「これ、安くしてくれたらあげるよ」って素振りを見せると、みんな鼻の穴を広げてコーフン状態になりますから。4色ボールペンなんか見せた日には、それはもう鼻血吹き出すんじゃないかっていうくらい興奮しますからね。それを見るだけでも楽しい。
 でもホントになぜボールペンなのかはまったく不明です。空になった100円ライターでもいいみたいです。

みんなハーハーいってるのは、なぜ?

 エジプトの男たちってのは、とにかく触ってきます。もう、体中ベタベタ触ってくるから頭に来てしょうがない。
 一緒に写真を撮るからって横に並ぶとサワサワしてくる。お店に入っても商品の説明をする振りをしてピッタリくっついてくる。
 なぜそうなってしまうのか。イスラム教徒は宗教上女性と接する機会がありませんから、男性は慣れていないんですね女性に。しかも、同じイスラムの女性とは目があっただけで、その家族に殺されかねませんから絶対に近づきません。結果として女性への興味は異教徒である観光客に向くわけです。
 しかし、触られたりするのは女だけのときだけみたいで、男の人と一緒ならば触られることはないようです。
「ヤバーニ(日本人)?」って訊かれて、イエスなんて答えようものなら、とたんに「ケッコンシテクダサーイ」の連発。一夫多妻が認められているイスラムでは、奥さんがいても「ケッコンシテクダサーイ」らしい。もし結婚できたら日本のビザが自由にとれるからね。信じられないけど、それがきっかけで結婚した日本人女性は意外と多いそうです。
 そういうふうに声をかけられることがイヤな場合は、「アイアム チャイニーズ」とか「コリアン」っていっておけばOK。黙っていたらついてくるから。それから「私はすでに結婚しています」とか「愛する旦那様がちゃんといます」ってウソでもそういえばどこかへ行っちゃう。
 あるとき入ったお土産屋で、奥から出てきたツルッぱげの店主がなぜかハーハーいっていた。別に体の調子が悪い訳じゃないらしいんだけど、やっぱり私たちにピッタリくっついてきてハーハーいいながら汗をダラダラ。そのうちどんどん前屈みになってきて目がギラギラしてきた。さすがにマズイと思った私たちは走って逃げました。後ろで何か声が聞こえましたが無視して逃げました。

ヨーロッパよりまし

 エジプトの観光客用市場で売られている商品には値段が付いていません。店員がふっかけてくる値段は本来の値段の倍以上と思われますが、そこは交渉です。
 ボールペンを見せたり、ほっぺにチューしてやったりするとどんどん値段が下がっていきます。それでも納得できなかったら「いらない」っていって出てくればいいだけですから(そしたらあわてて追いかけてくる)。
 エジプトでの買い物は「それに興味を持っていることをさとられない」ようにすること。「すごく欲しい」ってことが顔に出たら、絶対安くならない。「別にいらないけど、そんなに買えっていうんだったら、しょうがないから買ってやるか」という態度がベスト。
 それから変に日本語を覚えているのもいて「シャンコデシェンエーン」とかあちこちでいってる。何だかわかんないけど「タカイヨー タカイヨー」っていって客引きしてるのもいた。仲良くなった日本人にウソ教えられたんだなあって思うと、ちょっと微笑ましいかな。

 ボッタクリの多いエジプトですが、私の印象としてはヨーロッパよりかはマシな気がします。
 ヨーロッパのお店は、値引き交渉なんかありませんが、お釣りを誤魔化してくるんです。
その国の通貨に慣れていない外国人には、平気でやってきます。即座に文句をいえば「ゴメンゴメン」って感じで返してくれますが、緊張している状態ではムリ。少なくとも私は後から気づくってことばかりでした。
 でもこれって、ボッタクリじゃなく犯罪ですよね。

Tシャツの思い出

 エジプトで買ったお土産で一番衝撃的だったのは何といってもTシャツ。ファラオの絵とヒエログリフの描いてある、いかにもエジプトっていう感じのTシャツです。
 日本に帰ってきてからも喜んで着てました。当然汚れますから洗ったんですけど、洗濯したら溶けました。
 ?!
 洗濯機に残っていたのはTシャツの端切れだけ。しかも、端切れを合わせても元の半分にもなりません。残りはどこへ行ったの?
 やっぱり溶けたの? これって溶けるTシャツだったの?

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 さて、前々回、前回今回とエジプトのことをボロクソに書いてきましたが。それは今までの海外旅行で最高に印象深かったからかもしれません。
 中東の国はどこもみんな親日です。そしてエジプトも親日です。日本人には親切です。やな思いもいっぱいしましたが、それは私がエジプトをよく知らなかったからです。
 カイロ、アレキサンドリア、ルクソール、アスワン、アブシンベル。それらの街の街角を曲がるたび、違う色の風が私を追い越していきました。
 それは砂埃をたくさん含んでいましたが、湿度の低い爽やかな熱風でした。


 それにしてもピラミッドとか王家の谷とか、観光地についてまったく書いていませんでした。それらはまたあらためて書きます。

ショクラン

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エジプトの思い出 中編
アッサラーム アレイコム

 エジプトに行って何に驚くかっていえば、バクシーシの異常なまでの要求。でもそれは2~3日で慣れる。大喧嘩することにも慣れれば、走って逃げることにも慣れる。そしていつのまにかエジプトに馴染んでいる自分に気がつくのです。
 結婚前に女友達と行った、「エジプト女ふたり旅」。日本では味わえないファンタジーに気分は西方見聞録の「クミコ・ポーロ」か。
「エジプトの思い出」中編です。



タクシーの思い出

 それはカイロタワーを見学して外に出たときのこと。町中ではどこを歩いていてもタクシーの運ちゃんが声をかけてくるんだけど、そのときはなぜか運ちゃん同士でケンカしてたのよ。何でケンカしてるのか、おもしろそうだからしばらく見てたんだけど、どうやら客引きのために停まっていたタクシーに、別のタクシーが接触してミラーがとれたってことらしい。
 そういえば、タクシーってたくさんいるけど、ミラーのないタクシーが結構多い。ケンカしてる割にはなくても別にいいみたい。
 カイロの道路って幹線道路はたいてい片側5車線。前も横もギッシリ。もう車があふれかえっている感じ。その状態でものすごい勢いで走っている。
 乗っててすごく怖い。だって窓を開けて手を伸ばせば、隣を走っている車のドアを開けることができそうなんだもん。
 前との車間距離も異常。ナンバープレートが見えないほどくっついているからね。そんな状態で時速100キロくらいのスピードで走っているんだから。
 ちなみに別の日、空いているときに同じ道を通ったら、片側3車線でした。

20050622105756.jpg
空いている時間帯にバスの中から。ちなみにここは片側2車線。



道路を横断するときは命がけ。

 横断歩道ってあんまりなかったような気がするなあ。ほとんど記憶にないもん。もちろんあってもないのと同じだと思うけど。だって信号だってあんまり役に立っていなさそうだったから。
 そんな道を横断しなきゃなんないときがたまにあるのよ。でも、日本みたいに思っていたらトンデモナイ目にあったからね。
 エジプト人は人がいても止まる気なんてサラサラなくて、渡れるもんなら渡ってみろっていう感じ。人が渡りそうになるとスピードあげる。ちょっと引っかけたくらいじゃ謝罪も何も絶対ない。反対に「バカだーコイツ」って感じで指さして笑うからね。
 一歩足を出して引っ込め。足を出して引っ込め。ぜんぜん渡れない。ところが、不思議なもんで、杖をついているようなおじいちゃんがスイスイっと渡っていく。真似をしようとしてもムリ。
 どうしようもなくてオロオロしてたら、突然知らないオジサンが私の手を引っ張って渡らしてくれた。どうも見るに見かねたらしい。
 その後も横断しそうな人を見るたびに、どうやって渡るのか観察してたら、どうやら、上手に渡るためにはコツがあるらしいことに気がついた。
 それは「引けるものなら引いてみろ」っていう覚悟を持つこと。

「渡れるものなら渡ってみろ」 VS 「引けるものなら引いてみろ」

 おどおどしながら横断すると、「どけーっ! バカヤロー!!」って感じで蹴散らされる。でも、胸を張ってズンズン進んで、すごい勢いで車がつっこんできても、「おー?! 引けんのか? やれんのか?」って感じでにらみながらいくと渡れる。それがコツ。もちろん最後までできませんでした。


ラクダの思い出

 ラクダといえば、「月の砂漠」のあのラクダのイメージ。そのラクダがいっぱいいるところがカイロの町中にあるっていうんで見に行ってきました。
 そこはラクダ市。砂漠を渡る商人なんかがラクダを買いに来るところ。きっとそこは観光客が行かないエジプト。そして、そこなら砂漠を渡るキャラバンの雰囲気を味わうことができると思ったのです。
 ところが! そこで見た光景は私が単なる観光客で、何にも知らない甘々の日本人でしかなかったことを思い知らされたのでした。
 タクシーの運ちゃんに「ラクダ市に行ってくれ」って伝えたとき、運ちゃんがアラビア語で何かごちゃごちゃいった。
 そのときはわからなかったけれど、たぶん「何でそんなところに行くんだ?」「やめといたほうがいいんじゃないか?」って、今思うといっていたような気がする。

 ラクダ市。そこで見たものは。一面の血の海だった。
 それは、確かにラクダの売買ではあった。しかし、キャラバン用のラクダを売り買いするところではなかったのです。
「しょ、食用の方だったのね」
 むせかえる血の臭い。とさつ場が併設されていたなんて……。

 日本では牛、豚、鳥の肉を普通に食べていましたが、それらが殺されているんだということにまで考えが至ることはありませんでした。いや、考えないようにしていただけかもしれません。
 しかしここで見た光景は、目の前で殺したラクダを目の前で解体し、庶民が買っていく。「キャー」とか「ザンコクー」なんて言葉は一切出てきませんでした。

20050622105812.jpg
通常の庶民市場。ラクダ市の写真は撮れませんでした。




 今回はこのへんで。


ボクラ

エジプトの思い出(くみ)
ガーガーピーーーーッ!
アッラーフアクバル! ゲホッゲホッ! アッラーフ……ゲホッ…アクバル! ピーーーーーッ!!
 カイロの朝は礼拝を求めるスピーカーのがなり声で始まる。

 ま、これって朝だけじゃないんですけど、このスピーカーが町のいたるところにあって、ホテルの部屋のすぐ外にもついていたのよね。
 寝てられるわけないって! ガーガーピーピーっていってるだけでもうるさいのに、ゲホッゲホッ、カーッペッ! っていう音まで入ってくるんだから。せめて咳をするときくらいはスイッチ切ってやれっていうの。

 えへへへへ。 いきなり怒り爆発って感じですけど、そんな怒りも含めて今は何だか懐かしいのねー。
 いわゆる非日常なんですけど、トンデモナイ非日常。例えばヨーロッパやオーストラリアは日常の延長線上にある非日常。それに比べてエジプトは求めていない非日常ってところかな。
 異文化よ異文化。私にとってはまるで異世界。でも、けっこう日本語が通じるところがいいんだか悪いんだか。
 そんなエジプトの思い出。「宝石・鉱物おもしろガイド」に書いたことをもう一度書いても芸がないので、それ以外のことを書いてみまーす。
 そうそう、この話は結婚する前の話。友だちとの女2人旅でのお話です。
 それにしても、すんごくイヤだったんだけどまた行きたいなー。


20050615105547.jpg
この後とんでもないことに



その1 バクシーシの思い出

 バクシーシって喜捨(きしゃ)って日本語では訳されているけど、それって本当は何なのよ。
 もともとは「富める者は貧しき者に富を分かち与えよ」っていうコーランの教えだそうですけど、今ではもう完全に歪んでる。
 まずチップでないことは確か。チップは「何かの行動に対する対価」ってところだけど、バクシーシは「何かの行動」がない。ただ「くれ」っていうだけ。歩いていてもすれ違いざまに「バクシーシ、バクシーシ」って。
 だから、市場とか観光客の多いところにはいっぱいいる。観光客は「富める者」だから。
 それでも以前に比べると、ただのバクシーシは減ってきているみたい。私もそうだったんだけど、ほとんど無視されるからじゃないかな。だから、とりあえず何かをやって、その対価としてバクシーシを要求するみたい。チップに近づいてきたってところかしら。
 でも、チップと圧倒的に違うところ。それは「そんなこと頼んでないっ!」ってことを勝手にやってバクシーシを要求してくること。
 お店に入ろうとしたら、後ろからスッとやって来てドアを開けてくれるのよね。そしてバクシーシ。
「ドアくらい自分で開けられるわいっ!」
 無視したら無視したになるんだけど、どこへ行ってもそんなのばっかり。そのうちめんどくさくなって、「ドアを開けられたら入らない」ってことにしたもの。

 一番困ったのは、料金なのかバクシーシなのかわからないときがあること。
 例えば市場の雰囲気を写真に撮ろうとするじゃない。カメラを向けると、そこにいるエジプト人が必ずポーズをとるのよ。別に雰囲気を撮りたいんだからそんなことしてほしくないんだけど、でもどこ向けてもみんなポーズをとるの。それで、しかたがないからシャッターを押すと追いかけてきて「金払え」。
「ピラミッドの前をラクダが歩いている」ような写真とかも撮りたいじゃない。ところが「写真撮られた」って気づかれたらもう大変。肖像権だか何だかわかんないけど「金払え」ってくるの。
 そんなの料金設定なんかされてないんだし、交渉なんかしてないんだから、料金なのかバクシーシなのかわかんない。
 それでいて払わないでいると怒り出すんだから。何度も「払う払わない」のいい合いになったもの。
 そんなときは走って逃げるの。そしたらめったに追いかけてこないから。
 実は政府のお達しが出てるらしいのよ。「そんなことばっかりやってるとイメージが悪くなる」から「やるな」って。ということはそれを無視してやってるってことになるから、あんまり大げさにはできないのよね。
 でもね、逃げるときにはなるべく早いうちに逃げなきゃダメ。そうじゃないとエジプト人が集まって来て囲まれちゃうから。普段は日本人だからってチヤホヤしてくれるエジプト人も、ケンカしてるのが同じエジプト人だったら、理由に関係なく仲間のカタを持つからね。そうなったらもう逃げられないから。

 というわけで、バクシーシって何なのでしょう。
「ほどこし」? そう基本的には「ほどこし」なんでしょうね。
 でも違う。今は違う。今は絶対 「ほどこせ」よ。

 あー、バクシーシだけでこんなに長くなっちゃった。続きはまた今度ってことで。

                                     インシャ アッラー

ミネラルフェアって
 東京国際ミネラルフェアに行ってきました。
 前回行ったのは3年くらい前だったんですが、そのときはカミさんだけ中に入れて私は外で待ってました。だって、石に興味なんてほとんどなかったんだもん。
 今は、だいぶん興味が出てきました。カミさんのおかげである程度詳しくもなりました。ですから、今回は私も結構乗り気でありました。
 でも! なーんで入場料がいるのかなー?
 別にアトラクションがあるわけでもなく、売っている石を買うだけなのに 1000円なんて納得いかないなー。
 というわけで喜々として入場券を買っているカミさんとは裏腹に、私はテンションをググッと下げた状態での入場となったのでした。
 それにしても人の多さにはまいりました。普段、田舎で生活している人間にとってはあんな人口密度の高い空間は経験がありません。石好きな人間って、こんなにたくさんいたのかって感動してしまいました。
 でも、ミネラルフェアの会場ってあんまり広くないんです。ここで満タンになっていても、関東で平均すると人口密度はかなり低そう。

 ところで、私がいうのも変ですけれど、石好きな人って「石好き」であることをほとんど表に出さないそうじゃないですか。カミさんもそのことを何年も隠していたし、今でも近所にそんな人はいません。松戸に住んでいたときも、一番近い石友の家まで車で1時間以上はかかっていました。
 それに比べると、例えば鉄道好きの「鉄ちゃん」は、人口も多いし、イベントもたくさんあるし、本だっていっぱい出てる。それに自分を隠さないんだよね。
 それって、なんだかんだいっても市民権を得ているからなんじゃないかな。石趣味とは大違い。 正直いってうらやましいぞーっ!!
 突然「鉄っちゃん」の話になってしまいましたが、いろいろ集まる機会のある鉄道趣味は「いいな」ってだけのことでした。
 ということでミネラルフェア。ここは石好き人間だらけである。年に一度の石好きの祭典。それ以外なし。
 ということはミネラルフェアって、「石を売る」ことと同時に「石好き」な人が集まる場所を提供してくれているんですねー。それがなかったら集まる機会なんてないですもん。
 そこに石を買いに来ている人は、大勢の人にもみくちゃになりながら、もしかしたら無意識のうちに「安心感」を得ているのかもしれません。

今回カミさんが買った石
上段左から
 トルマリン・グリーン
 石膏
 トルマリン・ピンク
下段左から
 インペリアルトパーズ
 アクアマリン(4センチ)
 水晶・日本式双晶

20050609114823.jpg



 最近カミさんは蛍光・燐光する石を集めているようです。
 しかし、私は蛍光したときのあの色が嫌いです。「矢毒ガエル」のような赤と黄。あの毒々しい色は好きになれません。
 夜中にブラックライトで光るあの色を見ながら、ウットリしているカミさんを理解するためには、この先まだまだ何年もかかりそうです。
 ちなみに今回、本当はハックマンという石が欲しかったそうなんですが、「ないよ、売れないからね」と、「けんもほろろ」な対応に泣きながら戻ってきました。
 どんな色なのかはわかりませんが、私はホッとしています。

20050609114838.jpg
この色だけはどうもね。




 ひさしぶりに首都高を走りました。ハッキリいって拷問です。制限速度は50キロとか60キロになってますけど、それは速すぎです。しかもほとんどの人がそれを大幅に上回る速度で走っています。周りについていけません。
 最大の問題はあの標識。アレをちゃんと読める人なんているのでしょうか。
 右から左から合流してきて、右へ左へ分岐していって、また分岐また分岐。標識を読んでたら絶対事故を起こします。
 首都高の標識は、そこを走る人が「全部知っている」ことを前提に書かれているに違いありません。
 高速道路や一般道が渋滞するとイライラするのが普通ですが、私は「渋滞すると安心する」という、訳の分からない体質であると判明いたしました。



【2005/06/09 12:02】 鉱物 | TRACKBACK(1) | COMMENT(5) |
ヒスイ探しっ!
 平成17年5月28日(土),29日(日)とBE-PALのイベントに参加してきました。
 内容は富山県下新川郡朝日町の宮崎海岸でヒスイを探そうというもの。好天にも恵まれイベントとしては大成功でした。
 詳しいレポートはBE-PAL8月号におまかせして、ここではちょっと別のことを。

 私たちがヒスイを探していたところは、キャンプ場の目の前の海岸。駅前の海岸から見ると、海に向かってずっと右側の方。テトラポットの向こう側になります。
 今までの経験から、ヒスイは駅前あたりからテトラポットあたりまででよく見つかっていたため、正直いって場所が悪いかなと思ってました。
 しかしカミさんによると、その日そこには石がほとんど打ち上がっておらず、砂浜になっていたとのこと。それではヒスイを期待できません。
 また、その日はお昼頃に別の団体もヒスイ探しに来ていました。その団体は駅前から漁港にかけての海岸で約2時間ほど探していたそうなのですが、後から聞いた話によると50人でヒスイ6個の収穫だったそうです。
 こっちは25人で10個見つけていますから、「へへへ、勝ったな」って感じです。
 最初は場所もどうかなと思ったヒスイ探しですが、結果としてその日の中では一番いい場所での採集ができたようです。

 ところで、ヒスイ探しは好天に恵まれると収穫には恵まれないことが多くあります。今回のイベントもそうでした。しかし、それは仕方がありません。
 天気が良ければ海は凪。凪だと石は動きません。だからといって石が動くような天候では人間が流されてしまいます。
 私たちも去年の12月、もうちょっとでふたり同時に流されそうになりました。
 ザーッと引いていく波のタイミングに合わせヒスイを探しに走る。2~3秒後にはまたやってくる波からダッシュで逃げる。そのとき足元にヒスイを見つけたのです。この色は間違いない。それを拾い上げてカミさんに見せる。
「わー、すごーい。やったね!」
 次の瞬間。波にのまれてました。
 腰までの波に押されながら必死に逃げる。しかし直後、その波は引き波となって私たちを海に引きずり込もうとする。足をいくら踏ん張っても砂が削られるように足元から流れ去っていき力が入らない。ここで尻餅をついたら波とともに沖まで行ってしまうだろう。
「もうダメだ」と思ったとき、波が引き終わりました。
 時間にしてほんの数秒程度の出来事だったと思います。やっとの思いで波から離れ、ようやくカミさんを見る余裕ができると彼女はびしょぬれになり四つん這いになりながら、ハーハーいっていた。
 死ぬかと思いました。

 ヒスイ探しは安全第一!

 さて、講師として来ていただいたフォッサマグナミュージアムの宮島先生はヒスイ採集家にとってはカリスマ的な存在です。
 ただ勘違いしてはいけないのですが、宮島先生は「ヒスイの専門家」である以前に「鉱物の専門家」です。
 鉱物の博物館は各地にあり、それぞれに学芸員の先生がいらっしゃいますが、ヒスイほど鑑定の必要な鉱物はありません。たぶん日本で一番鑑定依頼の多い学芸員なのではないかと思います。
 でも本来は「鉱物の専門家」、きっといろんな石を鑑定したいんだろうなって思います。
 実は、BE-PAL3月号で紹介しました「奈良県香芝市サファイア入りの砂」。一番最初に持ち込んだのは宮島先生のところだったんです。
 青、赤、ピンク、黄、緑、透明その他の石。初めは何とか自分たちの力で調べようと頑張っていたのですが、校了まであと1週間というところでどうにも判らなくなり、宮島先生のところに持っていきました。
「なんでもっと早く持ってこないの!」と怒られたのはいうまでもありません。
 宮島先生によると、この砂に含まれる鉱物の科学的な鑑定は未だにおこなわれていないとのこと。何十年も前に「これは何々だろう」と肉眼鑑定がなされただけということでした。
 だから、どの文献を見ても、博物館に問い合わせても、みーんないっていることが違ったわけです。
 でも、これで安心。ここで調べてもらえばその日のうちに結果がわかる。
 ところが、そのときたまたまフォッサマグナミュージアムの電子顕微鏡が壊れていたのです。
 これでは鑑定ができない。校了に間に合わないと、気にしてくださった宮島先生は、「よし、じゃあまかせておけ!」と、国立科学博物館の松原聰先生に紹介してくださったのです。
 しかも、本来ならば順番待ちのため数か月かかる鑑定を優先的にわずか3日でやっていただきました(土日を挟んでいたため実質的には1日)。
 BE-PAL3月号の欄外には、松原先生に対する謝辞しか書いてありませんが。そのページを透かしてみると、宮島先生の名前が輝いて見えます。

asahikaigan.jpg


【2005/06/01 11:20】 鉱物 | TRACKBACK(2) | COMMENT(4) |


PROFILE
辰尾良二&くみ子
  • Author:辰尾良二&くみ子
  • メール tatsu348@hotmail.co.jp

    鉱物採集は「水晶に始まり水晶に終わる」なんていわれていますが、私たちはガーネットが始まりでした。
    鉱物が大好きなカミさんに連れられて、初めてやった採集がガーネット。土をフルイに入れ水に沈めると、中から真っ赤な丸い粒がっ! 感動しました。

    トップの写真は、カエルのぬいぐるみドン・ケローネの「けろりん」です。
    ケローネ写真館はこちら。http://www.k4.dion.ne.jp/~tatsu348/kerohp/kero.html
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