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りょうくみ 徒然草
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名古屋ミネラルショー
 みなさん、いよいよ9月。秋ですね。
「小さい秋」は見つけられていますか? 我が家では「小さい秋」が庭に、駐車場に、そして玄関の前に、たくさんひっくり返って転がっております。

 ところで、私の住んでいる富山市では、今年から小中学生の夏休みが3日短縮され、8月29日から2学期が始まりました。
 聞くところによると、「ゆとり教育の弊害で勉強時間が減ったから」ということらしいのですが、すべての人々(たぶん)が持っている8月31日の思い出を、子供たちと共有できなくなることがさみしいですね(♪どーでーもいーでっすよ)。

 さて、8月27日に名古屋のミネラルショーに行って来ました。
 会場に入ってみると広さは「かなり大きめの結婚披露宴会場」といったところでしょうか。
 ここのショーの特徴は、100パーセント業者が出展する東京ミネラルフェアと違い、業者以外にも採集家が自らのコレクションを放出するために出展しているところです。ですから、すでに絶産したといわれている国産の鉱物がかなり多く出品されていました。
 30年前の雨塚山の紫水晶や洞戸の巨大な透輝石。それらは見ることができるだけでも幸せなこと。それが全体の約3分の1を占めています。

 会場をひと回りしてみると、業者と採集家の販売姿勢の違いがおもしろい。当然、採集家は「売れても売れなくても、どっちでもいい」という姿勢。来てくれるお客さんと石の話を楽しみたいという感じかな。値段も良心的。話が弾めばバンバンおまけしてくれそう。これがあるだけでも名古屋のショーは存在価値があります。

 そんな中、カミさんは何を買ったのかといいますと、「ハックマン石(ハックマナイト)」。元々は真っ白い石ですが、紫外線をあてると濃いピンクに蛍光し、さらにしばらくの間、燐光しているという石です。
 なかなか売っていないらしく、昨年も東京ミネラルフェアで、小指の爪ほどのものが1個10000円で売られていました。もちろんそんなお金を出せるわけがないので、あきらめざるを得なかったのですが、今回は何とか納得できるものをと探しておりました。

 すると一軒だけ、それを売っている業者を見つけたのです。
 しかし、それは片手で持つにはちょっと大きすぎるかなという大きさ。値段は18万円。こりゃ最初から話になりません。
 もっと小さいものはないのかと話をしていると、「じゃあ、こん中から選んで」とそれの破片の入ったビニール袋が出てきたのです。
 2個で1000円。
 カミさん的には大納得。
「小さいものでいいのよ」
 とのことでした。

 その後、諸事情でお昼頃には会場をあとにしました。他にもまだ目を付けていた石はいくつかあったのですが、それは今後も十分買うことはできるでしょう。

 ところで、そのハックマン石の写真を載せようと思ったのですが、どうにもうまく色を写すことができず断念しました。撮影に成功したら、万華鏡にて紹介したいと思っています。
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【2006/08/31 14:45】 鉱物 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) |
東北の旅 2006 夏 最終日
東北での行動予定
初 日 13日 ハレカツ山で紫水晶
2日目 14日 久慈琥珀
3日目 15日 久慈琥珀
4日目 16日 山形
5日目 17日 ハレカツ山へ再チャレンジそして帰還

 東北の旅もいよいよ最終日。初日に引き続きハレカツ山で紫水晶採集です。
 この日の朝は夜明けまで続いていたしとしと雨のため、あたりがかすんでいました。しかし、日の出とともに霧も薄くなり青空も顔を出してきたのです。ほーんと、私たちって天候に恵まれています。今回の旅では一度たりとも雨に濡れることはありませんでした。

 本日の採集開始は朝6時。初日にけっこう採集できているため、気持ちの上でガツガツ感はあまりない。帰りのことも考えて「飽きたら帰ろう」とかなり余裕。
 ズリにたどりつくと、今回は一番乗り。誰にも気兼ねせず自分たちのスタイルで採集ができる。……とはいえ、本当はひとりでも誰かがいてくれた方がいろんな意味で安心。

 車を停め、ズリを一歩一歩登っていく、するとあちこちでキラン! キラン! と光る輝きが視界の端に飛び込んできた。
 その光ったところに近づいてみる。
 なんとさっそく一本、紫水晶のお出ましだった。それを、ケースにしまいあたりを見渡してみると、あっちでキラン! こっちでキラン!
 ちょっと角度を変えて見回すと別のあっちでキラン! 別のこっちでキラン!
 そーなのだ。ちょうど雨上がりだったのだ。
 晴れていれば土で隠れて見えない紫水晶が、雨に洗われ「こっちにいるよキラン!」「見つけてキラン!」と、まるで一生懸命手を振っているかのように自分の存在をアピールしていた。

 雨上がりって素晴らしい。表面採集バンザイ!

 十分採集できたと判断した私たちは初日の約半分の時間で山を降りた。収穫量は初日とほぼ同じ。そして初日には見つけられなかった鮮やかな紫も見つけることができた。

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最終日の全収穫

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全収穫の中で色のきれいな物

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とっておきのもの(左のもので2センチ)

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この色を見て!

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さらにこれはファントム!


 再び高畠町の「湯沼温泉」で汗を流し、国道113号線を日本海へ。
 今回の旅を思い出しながら北陸自動車道を西に向かってアクセルを踏む。
 ハレカツ山で出会った群馬県のK氏、広島県のYさんご家族。redberyl氏ご家族、TH氏、ふのり、山形そば、湯沼温泉。そして、紫水晶、山形の水晶、久慈琥珀。それぞれの産地。すべてに感謝します。


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そして、最後の最後に……

 そろそろ富山県に近づいてきた北陸道・親不知付近。夕日が海に沈み山の頂上だけが紅く染まっている。
 そのとき。
 急にスーパー宝探し号にブレーキがかかった。ブレーキを踏んだわけではない。いきなりエンジンブレーキがかかったようにスピードが落ちたのだ。
 もちろんこれまでも時速80キロしか出していない。それなのにどんなにアクセルを踏んでも60キロ出るか出ないかになってしまったのだ。
 後ろから突進してきた大型トラックが、横転するかと思うほどの急ハンドルでスーパー宝探し号を避ける。
 ハザードを出し、越中境PAに入る。車を停めるとアイドリングでものすごい振動が出ていた。
 3気筒のうち1気筒が死んでいるような感じだ。
 我がスーパー宝探し号は48馬力である。そのうちの1気筒が死ぬということは、馬力が32馬力になるだけでは済まない。死んだそれが一生懸命エンジンブレーキをかけてくれるのだ。実質的には16馬力で走っているようなものである。2CVといい勝負だ。
 さらに、悪いことにガソリンは3気筒全部に供給されている。死んだ1気筒はお仕事もせずただそれを空中にばらまいている。同じ速度を出すには通常の3倍ガソリンを噴射するしかなくなっているのだ。
 残りのガソリンは最後のひと目盛りを切ったところ。まだ家までは50キロ以上ある。ガソリンは持つのか、それとも先にエンジンがぶっ壊れてしまうのか。旅の最後の最後で私たちは余韻に浸ることを拒否された。


 富山インターで料金を支払うとき、ギアをニュートラルに入れエンジンが止まらないようにアクセルをあおる。家まではわずかな距離であるが、信号が4つもある。交差点の真ん中で止まったらカッコ悪いよー。

 って調子で何とか家までたどりつきました。翌朝一番でディーラーに持っていったところ、予想通り1気筒がおだぶつ。
 原因はスパークプラグの寿命がつきたこと。そして、イグニッションコイルという部品が熱でやられていたそうです。
 プラグ3本とイグニッションコイル1本交換であっさり直りました。
  
トラブル一回ごとに、スーパー宝探し号と私たちの絆は強くなっていくのさっ!





【2006/08/28 12:47】 鉱物 | TRACKBACK(0) | COMMENT(3) |
東北の旅 2006 夏 4日目
東北での行動予定
初 日 13日 ハレカツ山で紫水晶
2日目 14日 久慈琥珀
3日目 15日 久慈琥珀
4日目 16日 山形
5日目 17日 ハレカツ山へ再チャレンジそして帰還

 東北の旅も早4日目。今日は山形在住のTH氏に案内してもらっての水晶採集です。
 行けば必ず採れるというその山は山形市のほど近く。ふもとに車を停め約20分の登山の先にある。
 まあ登山といいましても「10分もあれば登れるよー」という人もいるだろうという、ハイキング程度の登山であります。
 あ、私たちは根性なしなものですから40分かかりました。もちろん、道に分離結晶がたくさん落ちていたため、それをひろいながら登ったからです。でも、ついたときにはヘトヘトでした。情けな……。


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まだキレイにしきれてないです。
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 鬱蒼とした斜面の転石にビッシリと水晶が張りついている。
 どちらかといえば小さいものが多いけれど、中には親指ほどの水晶もある。
 この産地は晶泉山(仮名)に似ている感じがしますねえ。水晶自体は岐阜県の平瀬鉱山付近の水晶に似ている感じです。小さなものは透明なのですが、少し大きくなると中が透明、表面が何か一枚服を着ているように白という具合です。

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平瀬鉱山周辺の水晶。こんな感じのアイスキャンディーあるよね。

 ところで、みなさんご存じでした? 山形の「そば」。
 私はぜんぜん知らなかったのでビックリでした。何がどうビックリなのかというと、もう「さぬきうどん」に見まごうばかりのその太さです。
 断面が正方形のその「十割そば」は食べ応え満点。「そば」の概念が根底からくつがえされました。
「そばつゆ」もフツーは湯飲みのような入れ物に入っていますけれど、そばが太すぎてそれじゃ入らないため、どんぶりでした。まるで「つけ麺」みたい。
 注文したのは「天ざる」だったんですけど、食べても食べてもへらない。そのうちにアゴが疲れてくる。
 そして、最大のポイントの味ですが、うまい!
 絶対うまい!
 私たちが今まで食べたなかでサイコーです。
 みなさん、山形へは石採集のために行くだけでなく、「そば」のためだけに行くっていうのもありですよ!

 その後、最終日の「ハレカツ山再挑戦」に向けて再び山形を南下。TH氏に教えてもらった、高畠町の「湯沼温泉」でひと汗を流す。
 ところが、この「湯沼温泉」もサイコー。通称「不思議な温泉」という硫黄泉は万病に効くらしい。
 一面田んぼの中にポチッと建っていて、露天風呂は風に乗って田んぼの香りがたっぷり。近くに有名な赤湯温泉がありますが、そこに住んでいる人もここに入りに来るそう。あまり有名ではないので、利用客は周辺住民の方がほとんど。それってすごいことなのでは。大人300円です。
(THさま、水晶にとどまらず、「そば」そして「温泉」と素晴らしいものをたくさん教えてくださいまして本当にありがとうございました)


 さて、初日と同じく、道の駅「七ヶ宿」でこの日も車中泊。
 しかし、しかし、ついにここでやってしまったのです。今まで一度もやったことのないことをやってしまいました。
 だって、暑かったんですもの。宮城県内はこの日の夜もやはり雨で窓を開けることもできなかったんですもの。
 ですから、とうとうエアコンをつけっぱなしで寝てしまいました。
 エネルギーを無駄に使う罰当たり者めとお叱りください。
 翌朝、ものすごく快適に目が覚めました。燃料計がひとメモリ減っていました。

 さあ、次回はいよいよ最終日。ハレカツ山の紫水晶はそんなにポンポン採れるものなのか。そして、旅の最後の最後に遭遇した危機とは。



【2006/08/26 16:00】 鉱物 | TRACKBACK(0) | COMMENT(5) |
東北の旅 2006 夏 3日目
東北での行動予定
初 日 13日 ハレカツ山で紫水晶
2日目 14日 久慈琥珀
3日目 15日 久慈琥珀
4日目 16日 山形
5日目 17日 ハレカツ山へ再チャレンジそして帰還

 東北の旅3日目、久慈琥珀採集2日目。
 この日は石仲間のredberyl氏に案内をお願いしているため気持ちの上ではけっこう余裕を持っているのだ。
 しかし、前日、あらかじめもらっていた地図で下見をしたところ、琥珀が入っている真っ黒い泥炭層がまったく見つからず、さらに近くにいた20歳くらいの女の子たちに「こんな所に琥珀はない」と断言されてしまった。
 案内があるとはいえ、ちょっと不安な気持ちを残したまま、採集開始である。

 結論から先にもうしますと「大収穫でした」と、いって問題ないでしょう。さすがredberyl氏。次から次と地層に隠れる琥珀を見つけだしてくれました。私は見つけてもらった琥珀を取り出すだけ。本当は自分でも探さなければならないのに、とりだしている間にもredberyl氏が次々と見つけてきてくれる。
 しかし、この作業をたっぷりやったおかげで、地層の中に琥珀がどのような状態で入っているのかが、よおーくわかりました。redberyl氏はのちに私も琥珀を探せるようにと基本を教えてくれていたのです。

 ところで、昨日の下見では「ぜんぜんわからなかった」と書いていました。それなのにどうして今日は大漁なんだ? やっぱり場所間違えてたのか? って思われたかもしれませんね。
 それがですね、やはりその場所だったんですよ。しかも、しっかり探していたところだったのです。さらにですね、女の子たちが「こんなところにない」といったその真後ろ。ビックリしましたよ。何もなかったはずのその場所に、ちゃんとあったんですから。
 理由はただ一つ。
「地層が黒くなかったため、真剣に探していなかった」
 そうなのです。地層は灰色をしていたのです。「琥珀は真っ黒い泥炭層に入っている」と思い込んでいたため、その地層は真剣に見ていなかったのです。
 その地層をじっくり見てみると、砂の中に泥炭が混じっている程度。泥炭混じりの砂岩層でした。

教訓
○ 現地に来ないと本当のことはわからない。
○ 思い込みは獲物を逃す最大の原因。
○ 地元の人だからといって知っているとは限らない。

 その後、redberyl氏のおかげで、私もいくつか見つけることができました。ただし、琥珀は非常にもろいため、相当注意深く取り出さないと、地層とともに崩れていってしまうのです。せっかく見つけたコブシほどの琥珀も、私がへたくそなせいで粉々にしてしまいました。

 そこでの採集を終えたあと、本にも書いていた久慈市の南にある野田村の十府が浦海岸に案内してもらいました。
 驚いたことにこの海岸の地層も灰色。真っ黒い泥炭層は琥珀博物館周辺にしかないのだろうか。
 残念ながらここの琥珀はすべて取り尽くされていて、ほとんどないようでした。小指の爪の半分程の琥珀を2~3個見つけて終了しました。

 案内していただいたredberyl氏に、あらためて感謝いたします。

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 その日の夜、翌日の採集のため山形へ向かったのですが、東北自動車道って部分的にむちゃくちゃ怖かったぞ。
 なにが怖いって、それは「登坂車線」。
 速い車に乗っている多くのドライバーにとってはあまり必要ないかもしれないが、スーパー宝探し号のような、スピードのでない軽自動車にはなくてはならないものなのだ。
 その登坂車線が宮城県内にはたくさんあるんだけれど、こんな怖い登坂車線は初めてだ!
 どう怖かったかというと、「登坂車線ここで終わり」の看板がないところがあるのだ。登坂車線をのんびり走っていると、いきなり本線に合流してしまう。また、看板があっても「登坂車線が終わる、まさにその場所」にたっているものだから、看板を見つけたときには、「時すでに遅し」。
 本線は東京へもどるUターンで渋滞こそしていなかったが、かなりの交通量。さらにこの時間帯の宮城県は土砂降りの雨(宮城県っていつも雨)。
 後ろからものすごいスピードで迫ってくる車列に合流できず、「登坂車線終わり」の看板の下で止まってしまったんだぞ!
 その後、怖くて登坂車線を走行できず、心の中で「すみませーん」と叫びながら走行車線で渋滞の先頭になりましたとさ。




【2006/08/24 10:31】 鉱物 | TRACKBACK(1) | COMMENT(2) |
東北の旅 2006 夏 2日目
 東北での行動予定
 初 日 13日 ハレカツ山で紫水晶
 2日目 14日 久慈琥珀
 3日目 15日 久慈琥珀
 4日目 16日 山形
 最終日 17日 ハレカツ山へ再チャレンジそして帰還

 墓参りはどうしたんだ。このバチあたりめ! と怒られそうですが、12日に墓掃除をしてピカピカにしてまいりましたので、ご先祖様、今回だけはお見逃しください。

 というわけで14日と15日は久慈で琥珀採集なのだ。今回はハレカツ山と琥珀探しに十分な時間を用意した。なんとしても昨年のリベンジを果たさなければならない。
 しかし、ただ時間があればいいってものじゃない。琥珀の出る地層のあるところに行かなければ何年探しても見つかるわけはないのだ。
 その点、翌日は琥珀に詳しい石仲間であるredberyl氏に案内してもらうことになっているため、気持ちにはかなり余裕がある。今日見つからなくとも次の日にはredberyl氏がいてくれるのだ。大漁間違いなしである。

 そういうのんきな気持ちを持っていたため、14日は午前中を観光に費やしてしまいました。
 まず、久慈まで来たんだからあとちょっとということで、青森の八戸へ。昨年はアリバイ的に100メートルだけ青森県に入ったのだけれど、八戸まで行けば「青森へ行った」と堂々といえるはずである。
 さて、実際八戸市に入ってみると、大都市であることにビックリ。感覚的には私たちが住んでいる富山市の3倍はでかい。新幹線も来ているし。これで青森県第二の大きさなのだから富山県は過疎が進んでいるのだろうか。
 八戸駅では昼食に駅弁の「あぶりしめ鯖の田楽寿司」を食べました。
 うまい!
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これはお勧め!


 街の中をぐるぐるまわって一番の繁華街へ。
 デパートもたくさん建っているし、人もたくさん歩いている。いいなあ。
 さらに、ちょうど三社大祭の最中で、大きな山車が出ていてぴーひゃらやっていました。伝統文化もちゃんと残っていて、いいなあ。

 そうこうしているうちに12時をまわってしまい、余裕ばかりかましてもいられなくなってきた。いくら翌日は案内してもらえるとはいえ、今日のうちに場所を確認して、できれば自分たちだけの力で採集したいものである。
 あらかじめもらっていた地図を片手に洋野町に向かう。地図には洋野町のある海岸が記されていた(地図をもらっているんですから、すでに他力本願です)。
 洋野町というと最近合併してできた新しい街で、久慈市の北隣に位置している。琥珀というと久慈市というイメージがあるが、琥珀を含んでいる「久慈層群」は広範囲に分布しており、ここ洋野町にもそれは顔を出している。
 地図に記された海岸脇に車を停める。ちょうど干潮時間であったため波は極めて穏やかだった。
 しかし……。

 海岸に降りると20歳くらいの女の子がふたり波打ち際にしゃがんでいた。琥珀を探しに来たことを話すと、そのこたちの口から何とも絶望的な答えが返ってきたのだ。
「えー? 場所違うよー、それは久慈市に行かないと。ここには琥珀なんてないよぉ」
「でも、ここあたりで採れるって聞いたんだけど」
「ええー? そんな話聞いたこともないよ、アハハハ」
 ショック!
「そうなんだ。でもダメもとでちょっと探してみるね」
「うん、ムリだと思うけど、がんばってねー」
 私たちは気を取り直し、それらしい地層を探し始めた。
 ところが、やはりそれらしい地層はまったく見あたらない。
 昨年、久慈琥珀博物館で聞いた話では、真っ黒い泥炭層の中に琥珀が入っているということだったのだが、そんな地層はどこにもない。海岸の崖は見渡す限り灰色の砂岩層だった。
 redberyl氏の話によると、海の中にも地層が出ており、干潮ならばそこでも探せるということだったのだが、海岸は一面砂で覆われわずかに現れている地層も同じ灰色の地層だった。
 私たちはヒザまで海に入り、しばらくその地層を眺めていたが、そこにはヤドカリがのんきに歩いているだけだった。
 こ、これは……、redberyl氏が間違えたのだろうか。いやいや、そんなはずはない。間違えているとしたら私たちの方だ。もしかしたら地層の色も私の記憶違いかもしれない。

 すべては明日になればわかることだが、私たちはどうしても地層を確認したくなった。いそいでスーパー宝探し号にもどり久慈市に向かう。目指すは琥珀博物館の採掘体験場だ。まだ日は高い。十分明るいうちにたどりつけるだろう。
 私たちは地層の色を確認するためだけに琥珀博物館に向かうことにした。そこに、大いなる悲劇がカミさんを待ちかまえているとも知らずに。

 琥珀博物館近くの未舗装の林道に車を進める。採掘体験場が見えてきた。ここに車を停めると迷惑になるため、車をさらに奥に向かわせた。しばらく進むと少し離れたところに真っ黒い地層が見えてきた。
 あれだ。身の丈ほどの藪が行く手をさえぎっているため、それ以上近づけないが、たぶん間違いないだろう。
 やっぱり黒か。私は車を降り、一歩二歩と歩き出した。
 そのとき! 車の中からかすかに悲鳴が聞こえてきた。

 はじめはなんなのかわからなかったが、気になって車にもどってみると、カミさんが両腕を振り回し車の中で泣き叫んでいた。
 何してんのかな?
 カミさんはさらに、大事に大事にしていた、お気に入りのカエルのぬいぐるみ(ドン・ケローネ)の足を掴み、それを振り回して何かを必至に追い払っていた。
 アブだった。
 私が車を降りた瞬間、その隙間から何十匹ともしれないアブが進入しカミさんを襲っていたのだ。
 カミさんの頭に何十というアブがたかっているのが見えた。 まずい、早くカミさんを助けなければ。
 アブは車が発する熱および色にひかれてやってくる。周りには無数のアブが飛び回っていた。あわてて車に乗り込むと、さらに数十匹のアブが入り込んできた。カミさんは泣き叫びながらケローネを振り回している。
 窓を開けても追い払うより入ってくる方が多い。とにかく車をUターンさせ元の道にもどるしかない。山からでさえすればアブはいない。カミさんよ、何とかそれまで持ちこたえてくれ!

 山から出た私はすべてのドアを全開にしアブを外へ出した。カミさんはケローネを抱えたまま、目を真っ赤に腫らし放心状態で固まっていた。
 ドアを閉めるとまだ少し、ブブブ……という音が聞こえていたため、蚊取り線香を密閉状態の車の中で、これでもかというくらいに焚いた。
 少し正気にもどってきたカミさんがつぶやいた。
「もういや……」

 この日はこれ以上何もできませんでした。
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ケローネ小ふたつと極小ひとつ



【2006/08/22 18:03】 鉱物 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) |
東北の旅 2006年 夏 初日
 朝5時からやっちゃいましたよ、ハレカツ山(仮名)。前日の夜、近くの道の駅「七ヶ宿」で眠ったんですけど、まるで遠足前夜の小学生のようにお目眼がパッチリ開いちゃって。「それならもう明るくなってきたから行っちゃおう」ってことで、夜明けと同時に道の駅を出発したのでありました。
 そういえば、本に「夜明けからやるなんて信じられない」みたいなことを書きましたけれど、ついに私たちもその域に達してしまったというわけです。
 ……でも、一番乗りではありませんでした。ビックリ!

 さて、この山で採集できる石は「紫水晶」であります。紫水晶は水晶であるにもかかわらず、その美しさから宝石として珍重されている石でありまして、当然ハレカツ山は遙か昔から採集家に大人気の場所。ズリは何度も掘り返され、紫水晶を見つけるためにはあらたに何メートルも掘らなければならないといわれているのです。

 しかし、私たちはそんな穴を掘る根性など持ち合わせておりません。ここでもお得意の「表面採集(表面に落ちているものを拾うだけの採集方法)」で紫水晶を手に入れる所存であります。

 結果は写真の通り。採集していた時間は、6時間くらい。私の両足が、「ふくらはぎ」どころか「うちもも」までつってしまい、動けなくなってしまったため終了したしだいです。お腹も空いていたし。



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初日の全収穫です。写真の幅は15センチ。
断っておきますが本当に表面採集のみです。



ame1-4s.jpg
全収穫のなかで色の綺麗なもの。一番上のもので約2センチ。

なかなか感動しました。ハレカツ山は最終日にもう一度チャレンジします。


 その後、汗でべたべたになった身体をキレイにするため、白石市内にある「ゆっぽ」というお風呂に入りました(600円でなかなかナイス)。お風呂を出たら土砂降りの雨。なんて私たちはラッキーなんでしょう。今回の全行程で雨に降られたのは、移動中の車の中だけでした。
 そして、翌日の琥珀採集のために一気に久慈市へ。途中4か所で花火大会をやっていました。


ハレカツ山でお会いしたみなさん。いろいろお話しできて嬉しかったです。またぜひ、どこかのズリでお会いしましょう。

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 ところで、話は変わりますが、今回、新潟の胎内市から国道113号線で山形県を通り宮城県へと抜けたんですけど……、なんだ!? あの道の道路標識は! フンコロガシのコンコンチキだ!
 国土交通省だかどこだか知らないけれど、あの標識は「知っている人間」のみを対象に作ってあるとしか思えない。
 国道113号線っていえば、新潟から山形、そして宮城に抜けるものすごく重要な幹線道路じゃないか。それなのに、胎内市の国道7号線から113号線に入る交差点には、いきなりそこに看板が出てくるだけなんだぞ。通常は300メートルほど先にひとつ目の看板があって、間違えないように促してるものだろう。ちょっとボーッとしてたら通り過ぎちまうだろうが!
 さらに「→山形」なんてひとっこともかいてない。夜だったんだから、113の文字を確認したときは、もう交差点に入っていたんだぞ。フルブレーキングで右折したよ。横転するかと思った。深夜だったため他にクルマがいなかったからよかったようなものの、昼間だったら大事故になってたかもしれない。
 でももう知ったからね、次からは余裕で標識の確認ができるよ。

 ところが、右折したあとも「↑山形」なんてまったく書いてない。113号線は山形県、そして宮城県へと続く国道であるはずなのに、「山形」「宮城」の文字が一度たりとも出てこんのだ。
 旅人にとっては、その道が「どこに向かっているのか」ってことが最も重要であるはずなのに、書かれているのはいつまでたっても「小国 南陽」。
「小国?」「南陽?」 それって、どこだよ! オレは山形県には向かっていないのか!
 しばらく走るとね、今度は「南陽 白石」ってなるんだよ。白石は知ってたよ。宮城県の白石市だって。だって、ハレカツ山は白石市にあるんだからね。だから宮城県に向かっているんだってすぐにわかったよ。
 本当に道路標識っていうのは、知っている人以外は見ちゃダメだね。

「カーナビつければいいじゃん」なんていわれそうですが、カーナビつけて解決するんなら、標識なんかいらないじゃん。取っぱらっちゃえば?

 ちなみに、帰りはずいぶん手前から「↑新潟」って出てました。どうなってんのかね。






【2006/08/20 14:35】 鉱物 | TRACKBACK(0) | COMMENT(3) |
東北の旅 2006年 夏
 昨日(8月17日)の夜、予約帰還いたしました。
 日焼けと筋肉痛で階段の上り下りが上手くできません。
 これから、カミさんが今回の収穫の選別をはじめます。

 今回は宮城県、山形県、岩手県をまわってきました。
 それにしても岩手県は広い。さすが日本一広い県(きっと)。「分け入っても、分け入っても、岩手県」でした。岩手県での目標はもちろん琥珀。山形県は水晶。宮城県は紫水晶です。

 選別が終わり次第、順次紹介していきます。
 申し訳ありませんが、少々お待ち下さい。


【2006/08/18 09:47】 鉱物 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) |
リベンジであります
 いよいよ、お盆休みですね。
 ちょっと遠いところに採集に出かけられるのは、この時期とゴールデンウイークしかありません。

 というわけで、私たちは昨年のリベンジを果たすために、再度東北にまいります。

 出発は12日の夜。帰還予定は16日です。

 それまでの間、メールの返信や、CDお申し込みの受付ができなくなります。申し訳ありませんがご了承下さい。

 それではいざまいらん。
【2006/08/11 17:01】 鉱物 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) |
宮崎海岸のヒスイ情報
 昨日、8月6日に宮崎海岸にヒスイを探しに行ってきました。
 んー、ハッキリいいまして……
「天気、良すぎ」

 富山県は梅雨明けをしてから一週間以上、快晴が続いております。海も非常に穏やかであります。夏休みの子供たちにとっては、最高に楽しい毎日が続いてるわけですが、ヒスイ探しの人にとってみれば好日というわけではありません。
 ヒスイは天候が穏やかでは、ほとんどうち上がらないのです。探している人は大勢いましたが、見事見つけた人はほとんどいなかったようです。

 現在の宮崎海岸の石は、一週間前から動いていません。ですから、表面にあるヒスイはもはや採り尽くされていると思っていいでしょう。波打ち際を歩いて探す従来の方法では、夏の間はムリでしょう。

 ということは、残る方法は2つだけ。
「もぐる」と「掘る」。
「もぐる」とは、海の中で探すということですが、この方法の方が「大きくてキレイなヒスイ」を見つけやすいそうです。
 宮崎海岸は波打ち際から5メートルほど沖に進むだけで、急激に2~3メートルの深さになる、危険な海であります。そしてそれは、うち上がろうとするヒスイにとって大きな壁となるのです。そこを探すというわけですね。
 この探し方は、夏しかできませんから、海水浴を兼ねて遊びながらやってみて下さい。

 さて、「掘る」ですが、大袈裟なことではありません。表面が全部拾われてしまっているのならば、「表面の石をどかして、その下にある石の中から探してみよう」というだけのことです。
 一か所に腰を下ろして、石をザーっとどかしてみましょう。少し掘ってみてもいいでしょう。
 そして、少しずつ場所を移動しながら同じように探していきましょう。この時期、もぐらないのならば、これしかありません。
 さらに、座り込むため、視線が近くなることから、いろいろな石がハッキリ見えてきます。ヒスイもわかりやすくなります。が、細かい石にばっかり気が取られがちになるので、そこは注意してください。

 この方法で探していると、海岸がものすごく広く感じられますよ。

以上、宮崎海岸情報でした。 

 
【2006/08/07 08:07】 鉱物 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) |
粉々になっているみたいです ……その後
 大丈夫です。
 散乱したガーネットは昨日ですべて分類し終わり、カミさんも復活しております。
 砕け散った群晶は返りませんが、そこは気持ちの問題。時間が解決してくれます。

 ただ……、カミさんとしては最後に掃除機をかけたとき、カラン!カラン!カラン! という大きな音がしたことが、かなり気になっているみたいです。
【2006/08/02 08:25】 鉱物 | TRACKBACK(0) | COMMENT(3) |


PROFILE
辰尾良二&くみ子
  • Author:辰尾良二&くみ子
  • メール tatsu348@hotmail.co.jp

    鉱物採集は「水晶に始まり水晶に終わる」なんていわれていますが、私たちはガーネットが始まりでした。
    鉱物が大好きなカミさんに連れられて、初めてやった採集がガーネット。土をフルイに入れ水に沈めると、中から真っ赤な丸い粒がっ! 感動しました。

    トップの写真は、カエルのぬいぐるみドン・ケローネの「けろりん」です。
    ケローネ写真館はこちら。http://www.k4.dion.ne.jp/~tatsu348/kerohp/kero.html
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